

ほしまつりの一族…別途記述致します
伝説とのリンク
七夕伝説の起源(続日本記)
現在と過去、時を越えて…空間を越えて存在する愛。それは私たちにとって、唯一普遍のものではないだろうか?これから描こうとするものが何なのか、少なくともロマンに満ち溢れた愛の物語であり、自らの存在を探る物語であるにちがいない・・・。
それが、安城織姫伝説とならんことを・・・・・祈る。 2004/3/14 Siro Hanabusa.
2005年3月7日、あれからちょうど一年…新たな出発がまっている。この一年を振り返りながら、また進もう!
近々、総括文を掲載します。
ご意見のある方は、上記喫茶室または、メールにてどうぞ。
以下、岩瀬さんからの投稿
監督日記
5月30日(日) 「風の杜」ロケ
マスターの気合
いよいよ織姫伝説の撮影が佳境に入ってきた。今日は安城市の由緒ある場所、徳川家康が幼少の頃過ごしたと言われている安祥城址公園でロケを行う。マスターは朝からハイテンションで、僕の携帯を鳴らした。
「監督、今どこにいるの。もう集まっているよ」
笑うさなえちゃん
まずは、さなえちゃんが中上君の車まで歩いて来るところを撮る。そして、胸を抑えてうずくまるシーン。物語では、彼女に心臓の持病があったのだ。しかし、彼女が笑ってしまって、スタッフも笑ってしまう。これじゃあ深刻なシーンにならないよ。
休憩は喫茶「古都」で
大乗寺のシーンを撮って休憩。ここまでいい感じで撮れている。みんな思い思いの飲み物を注文して、リラックスした。
名優「本田桂吾」
風車のシーン。歴史博物館駐車場の隣にある鉄製の風車を見ながら、俳優:本田桂吾君と台詞のやり取り。
「駐車場からだと、風車がよく見えないよ」「これを撮るの」「ちょっと地味だよ」
僕は懸命に説得したのです。そしてカチンコ。みんなまじめにやってくれました。
風の杜
午後3時前、笙の塔が鳴るのを待つ。笙の塔は午前10時と午後3時に鳴るように設定されている。雅楽をイメージした音は荘厳である。
さなえと中上がこの塔を見上げるシーン。うまいタイミングで笙の塔が音楽を奏でてくれた。そして二人は、笙の塔に登る。
杜の上空を通る風が高くそびえる塔の筒を切り、切なく響く。ここは風の杜だ。神社と寺が小高い丘の上に並び立ち、大小の木々がやさしく取り囲んでいる。僕は隣にある南部小学校に通っていた時から、ここが好きだった。
シルエットの二人
この映画のテーマのひとつに、「光と影」がある。神社とお寺の間にある石畳の灯篭が灯るのを待ち、二人が歩くシーンを撮ろうと持ったが、午後7時30分になっても点灯しなかった。しかたがないので、安祥公民館の前で歩くシーンに変えて撮った。今いちであった。
まだ、撮影テープがわずかに残っているというので、古都の前で、シルエットを撮ることにした。窓をバックにした二人の姿はなかなか良かった。
「らむーる」でクールダウン
「らむーる」に帰り、みんなで今日撮ったラッシュを見た。クールダウンのはずが、熱気を帯びてきた。仲間の活気、これが、映画の魅力なのだろう。ぼーっとしながら、みんなの話を聞いていた。お疲れ様でした。
平成16年3月7日(日)8日(月)氷点下の森へ、冒険旅行
【映画打ち合せ】
7日(日)午前11時、映画「織姫伝説」打ち合わせのため、ラムールに仲間が集まった。桂吾君、桂吾君のお母さん、「らむーる」のマスター、清水君、藤吉のお上さん、さなえちゃん(主演女優)、中野君(主演男優)、小林君(スタッフ、レフ版担当)、柴川さん(カメラ)、杉浦さん(カメラ、編集)。こうしてスタッフがそろうと、本格的に映画製作が始まるという感じがする。この映画作りを楽しむこと。七夕まつりを題材にした映画なので、安城の町が盛り上がるようになるといい。など、話し合った。
【旅行スタート、ん?車が滑り落ちていく】
みんなで昼食を食べた後、岐阜県大野郡あさひ村に向けて出発した。清水君の四輪駆動車にはマスターが乗り、僕の車(プリメーラ)には桂吾君とお母さんが乗り込んだ。高速道路を中津川で降りて、快適なドライブである。唯一の心配は雪対策。氷点下の森に行く道は雪が積もっているという。職場の仲間が、チェーンがなければ転落だと、忠告してくれた。そのチェーンを道中で買ってひと安心。しかし、ここに悪魔が潜んでいた。
山奥に入り、雪が積もる道路になってきた。へへん、安心だもんね。タイヤにチェーンつけちゃうもんねと、後輪にチェーンを巻いた。そして、走ること約15分、長い坂を3分の2くらい登ろうとした時、タイヤが滑った。ハンドルはいうことを聞かなくなり、車が横滑りを始めた。げっ、どうなっとるんだ。完全に進行方向から90度になった車を降りた。清水君たちは僕たちが着いてくるものだと思って、先に行ってしまった。山を降りてくる車から一言。「前輪につけなきゃ-、ダメだよ」。愕然とした。
清水君の車が戻ってくるまで、生きた心地がしなかった。早速、後輪に巻いたチェーンを外し、前輪に付け替えたが、坂で不安定な上にジャッキアップするので、車が滑りそうになる。坂を降りる車が、見かねて何台か止まり、手伝ってくれた。大騒ぎになったが、無事にチェーンを付け替えることができた。ありがとう。一生忘れません。
道を間違えながらも走り、やがて遠くに氷をライトアップした青い光が見え、氷点下の森:「山の一軒の宿」に着いた。ほっとした。おかみさんや宿の人は旅人にやさしく、山菜や川魚など何の変哲もないと見えたその料理はとても美味かった。心をこめて、山の幸を料理してくれたのだ。
外は氷点下5度だという。寝るという桂吾君たちを残し、僕たちは氷点下の森に飛び出した。小林社長と息子さんがシャボン玉を作ってくれた。そのシャボン玉は氷点下の寒さで結晶ができてしまう。結晶が少しずつ大きくなりながら漂うシャボン玉を、岩花さんや野村さんと追いかけ、写真を撮った。50を過ぎたが、心は少年である。この森の夜は幻想的であり、小林社長のロマンに溢れている。美味しい酒を飲み、いろいろな話をした。月の明かりは、やさしかった。
【銘酒:週休二日酔い】
次の日、桂吾君も参加して、もう一度シャボン玉を飛ばし、結晶ができるのを楽しんだ。そして、また来ますという約束をして、宿を出た。途中、久々野の酒屋で、マスターが昨夜飲んだ銘酒「週休二日酔い」を買った。この酒はめちゃくちゃうまい。らむーるに行くとあるかもしれないので、興味のある方はどうぞ。